モザンビーク北部モザンビーク海峡とモスリル湾との間に位置する島「モザンビーク島」は、1991年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
かつては、栄えていた時代もありました。現在の観光名所としては、南半球に現存する最古のヨーロッパ建築である「ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂」のほかにも、1610年に建造された「サン・パオロ宮殿と礼拝堂」、ミゼリコルディア教会、聖画美術館やサン・アントニオ教会など多数の建造物があります。
この地はバスコ・ダ・ガマが来るよりも以前から、アラブ人の港として利用されていました。この島はキリスト教の重要な伝道拠点としても活躍し、また、黒人奴隷、香辛料、金などの交易が盛んに行われていた、インド航路においてはポルトガルの重要な拠点でした。その後、スエズ運河が開通し、モザンビーク島は衰退しました。現在では、モスクやヒンズー教寺院などが建てられ、キリスト教以外も布教されています。
