バタマリバ人の居住地域、トーゴ北東部に広がる地域をクタマクといいます。この居住地には独特な「タキヤンタ(Takienta)」と呼ばれる泥の住居群があります。整然と並んで建てられているこれらの住居は、泥で出来た複数階建ての塔になっており、縞模様を形成しています。住居群は、氏族と関連付けられており、社会構造と密接に結びついていると推測されます。
また、建物の構造はドアは口、窓は目を模倣しているそうで、彼らの宗教観にも密接な関係があるようです。
いつからこの地で、バタマリバ人がタキヤンタを建て始めたのかは明解ではありませんが、バタマリバ人達の伝承によると、元々はより北の地域でモシ人などと共存していたが、数百年前にこの地に移り、住むようになったとの事です。
キリスト教やイスラム教とは違い、独自の文化的景観を保ち続けていたことが評価され、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に2004年登録されました。
