6世紀頃に仏教文化が花開いた、奈良市街の西に位置する奈良県生駒郡斑鳩町は聖徳太子のゆかりの地、斑鳩の里です。ここには法隆寺をはじめ、48の仏教建造物が建てられていました。
7世紀の初めに聖徳太子と推古天皇によって法隆寺は建立されました。聖徳太子との縁が深い、法隆寺をはじめとするこの斑鳩の里一帯の仏教建造物は、中国の六朝時代の建築について多大な影響を受けていると言えます。中でも法隆寺の、飛鳥時代の様式を今に伝える西院伽藍は、世界最古の木造建築として国際的にも有名です。1993年に法隆寺地域の仏教建築物は、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
1897年の古社寺保存法制定にて法隆寺金堂や五重塔などが、国指定の文化財として保護されています。その後、第二次世界大戦後の1950年に、新たに制定された文化財保護法により、国宝および重要文化財に指定されました。
